【イベント】ろくろ舎 丸物木地師の仕事展

 

「価値の再定義」をコンセプトに

漆器の産地、福井県。分業制で成り立つ漆器作りは、木地師・下地師・上塗り師・蒔絵、沈金師、それぞれ専門の職人さんがいて、木地師は大きく分けて、轆轤(ろくろ)で丸く挽く「丸物」と重箱のように板と板をつなぐ「角物」に分かれます。今回は、轆轤を用いて椀や盆などの用途を与える丸物木地師の仕事をご紹介します。

福井県鯖江市に工房を構える「ろくろ舎」酒井さんは、伝統的な丸物木地師としての技術を継承し、木材を中心に素材・製法にこだわることなくプロダクトを製作。また「持続可能」をテーマに間伐材利用の什器ユニット”FRAME”の商品開発プロデュースや地域の場作り”park”など、作り手の領域にとどまらない様々な活動も行っています。

丸物木地師として定番の仕事のひとつ、お椀作り。木のお椀は、軽い、熱くなりすぎない、冷めにくい、落としても割れにくいなど、実は使い勝手の良い器です。オンリー椀受注会では、形状と仕上げを選んで注文できるセミオーダーの器が並びます。店頭にある椀・箸のサンプルの中から、椀の形状(5種)、塗りの色や仕上げ(5種)から選び、底面にイニシャル等も入れる事が可能。また、各オーダー会場限定の6種目のお椀として、福岡のうどん文化にちなんで「うどん椀」を作ってもらっています。ただいま鋭意製作中ですが、手馴染みの良い大ぶりのお椀ができる予定です。

オンリー椀受注会

型:椀5型(+1型)、箸2型
塗り:クリア塗装 ,拭き漆(生漆),拭き漆(黒茶),真塗り(黒),真塗り(朱)
価格:椀¥6,000~、箸¥3,000~
納期:クリア塗装、拭き漆 → 約1ヶ月~3ヶ月半、真塗り → 6ヶ月〜
 

展示・販売

オーダー品のみではなく、ろくろ舎定番品の飯椀、汁椀や杉の間伐材を使った鉢植 TimberPotも同時販売します。

◎福岡うどん 年表の展示もあります! <資料提供 KIJI (http://ii-kiji.com/)>
福岡ならではのうどん文化を紹介する、うどんカルチャーブック「うどんのはなし」の展示販売(限定10冊)も行います。著者の山田さんが実際に足を運び、多くの人に感動を伝えたいと思った約50店舗を紹介するほか、福岡におけるうどんの歴史を紐解く資料や年表を交えた、うどんがもっと好きになるコラムが満載です。

フリーライター山田 祐一郎が主宰するKIJI。一日一麺をモットーに、麺好きが高じ、現在、日本で唯一(※本人調べ)のヌードルライターとして活動しております。九州を中心に、各地の麺を食べ歩き、原稿を執筆。

 

ろくろ舎学校 入門編 ~ 丸物木地師 酒井さんに聞く!

~木の椀・漆器の使い方 ~

開催概要
日時 2019年3月31日(日)
時間 14:30~15:30(定員10名)
場所 うなぎの寝床 旧寺崎邸
参加費 1,000円(ろくろ舎の漆器で食べるふるまい小うどん付き)
内容 ろくろ舎の取り組み、丸物木地師の仕事、木の椀・漆器との付き合い方など座談会形式で伺います。
参加方法 要予約
予約方法 下記フォームよりお申し込みください。

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

 

ろくろ舎 丸物木地師の仕事展

会期: 2019年3月29日(金)~2019年4月14日(日)
会場:旧寺崎邸2F
時間: 11:30-18:00
休み:火曜・水曜
住所:福岡県八女市本町327
電話:0943-24-8021

 

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