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板もの進化論から、ものづくりの背景について考える。

3月 21st, 2015

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板から発想する家具
なかなか分かりづらいけど。

板から発想する家具として取り組みました。同じ板をベースにしながら(共木も含め)家具を作ります。「だから何だ!」と言われたらそれまでなんですが、一枚の丸太からしっかり家具を構築していくという感覚がなんかいいなと思っています。関内さんから「こういうこと考えてるんですよ。」とこの板もの進化論の話しを聞いた時に、なんかいいなーと思いました。

板もの進化論

ストーリーあるものづくりって何だ?
使い手がどこまで見るか、どういう角度で見るか。

現代の世の中でいうと、食材は「◯◯産」みたいなものが大切にされるようになってきました。物に関しても「made in kurume」なんて、どこで作ったというのが大切にされるようになってきました。しかし、物に関してはmade in ◯◯というのは、服でいう縫製書などの編集段階であって、素材である綿やウール、麻などは輸入に頼っている状態です。

このプロジェクト(板もの進化論)は、それに似たようなことを考えさせられる(深読みすれば。笑)と思っています。一枚の板や丸太が、どこの山からとれたものなのか、それは何年くらいの木だったのか、どこの市場を通って、誰によって製品になってきたのか。「ストーリーあるものづくり。」なんて最近言われてますが、ストーリーなんて、どの商品にもあるんです。100円均一に並んでいるものでも、発展途上国で人がガンガン手で生産されていたりもします。メディアが言うストーリーというのは、多分「わー、素敵ー。」というストーリーでしょう。それはそれでいいと思います。そこから間口が広がったり、興味を持つ人も増えていくと思います。ただ、やはりものづくりの現実的な部分と、そういう素敵な部分、両方知りながら発信しなければいけないなーと僕は考えています。

関内潔さんは個人で木と向き合い家具やプロダクトを作っています。その作り方は、なんというか本当に個人でしかやれない丁寧なものだと思います。主観と客観を行き来しながら、でも主観で物をつくっているように見えます。一本の丸太を買って、それをどう使うか考える。大手の工場や住宅メーカーなどにはできない仕組みです。大きい工場や会社はもっと売上げもどんどん上げないと回っていかないし、木は一材料でしかなく、それをどんだけ回せるかが仕事だからです。どちらにもいい側面と、それほど良くない側面があるのですが、個人でやれる領域をしっかりと残したり、一緒に考えたりしていけたらなーとは思います。

国産、海外性、作家がつくった、工場がつくった、ファクトリーブランド、いろんな言い方がありますが、しっかり見極めながら選んで行くのは買う方だと思います。買う側が売り手や作り手を育てると思っています。そんな買い方をする人が増えればいいなと思います。少し話しが脱線しましたが、一枚の板からつくった家具です。ご覧ください。

◯ 関内潔さんと 板から考える 展

日程:3月19日(木)- 3月29日(日)
時間:11:30 – 18:00
休み:3月25日(水)
会場:うなぎの寝床

〒834-0031
福岡県八女市本町西古松267
電話 0943-22-3699
Url http://unagino-nedoko.net

板になる現場を見る 見学会

現地集合、現地解散。関内さんと角さんの製材の仕事を眺めるという見学会です。1時間〜2時間を予定しておりますが、終わり次第終了です。

参加無料
日程:3月28日(土)
時間:13:00〜
会場:伊藤木材工業
〒834-0031 福岡県八女市大字蒲原112番

白水


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