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久留米絣のハギレとパッチワーク

12月 3rd, 2012

最近はうちのお店で扱ってない作品や展示会の話しが多いが、今回は久留米絣のハギレなどの生地を利用したパッチワークの作品について。

これは妻の母がパッチワークをライフワークとして製作しているものである。義母は、実はうちでも扱わせてもらっている本藍染の久留米絣の工房「藍染絣工房」が実家であり、四代目山村健さんは兄弟である。そこで出ていたハギレ(それだけではないが)や、子供達(妻やその兄弟姉妹)が着ていた服などをほどいて作品にしている。これがすばらしいのだ。
大きさで言うと2.5m×2.0mくらいか、かなり大きい。今回の作品の名前はなんだったか?しっかり聞き忘れたが、以前つくっていた「棚田」や「滝」、「花火」など他の作品も着想もおもしろいし、構図もおもしろいし、柄合わせなどもすばらしい。あんまり身内のことを公に出していくのは個人的に気がすすまなかったのだが、義母に了解をもらいのせさせてもらった。

僕は今、子供が生まれて妻の実家によくお世話になっている。僕はテレビが大好きである。あまりに好きすぎて気分が悪くなるまで見てしまうので、大学生のころからテレビは買わず、ラジオ生活を続けていた。しかし、妻の実家にはもちろんテレビがある。僕はチャンネルを占拠し床にゴロンと寝っころがって肩肘をついて、いつも夜中テレビを見ている(どうでもいいか...)。その横で義母はこつこつとこの作品をつくりあげていた。僕はそれを横目で見ながら「どんなんができるだろーなー。」とぼんやり考えてはいたが、まさかこんな大作とは。おそらく作るのはかなり難しい(多分・僕にとって)。全体のイメージを固め、ハギレや生地の量なども把握しながら、ディテールをつめたり、柄合わせをしたり、また全体どうなってるかなーと確認したり。少し大げさかもしれないが、義母や生業ではないが、コツコツといいものを作り続けれる人を無名の偉人だと思っている。

この八女という土地に住んで、本当にいろんな物をつくっている方に出会う。どの人もあんまり有名な方ではないのだが、すばらしい仕事をしている方は多い。それは「ものづくり」という分野だけではなく、食などの分野でも然り。僕の役割はそんな方と世間話をし、必要あらば世に知らせる事が一つ大事な仕事なのかもしれないなー。なんて勝手に思いながら最近は生活している。 おそらく地方には雑誌やテレビや現代のメディアに登場せずにコツコツとおもしろい事をやっている方々はたくさんいるのだ。オモシロキ縁は今も少しずつ広がっている。

休日、遠方からもお店に足を運んでくれている方がいるようで本当にありがたや(僕は発信担当、お店にいる事は少ないが、店長ハルがいつもいます!)。

全体写真。


ディテール。
見る角度が変わるとまた面白い。

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2012 / 12 / 3
白水


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